こんにちは。
疲労困憊のアラフォー、一児のママ、まりぽんです。
一昨日、ドミニカ共和国から帰ってきてました。
ドミニカは5~7回位行ったことがあります(←記憶力。。)
去年も息子(当時生後四か月)と義姉と三人で行ったので、息子は生後16か月にして、二度目のドミニカ共和国。今回大変でした。生後四か月の時のほうが楽だったわーーー💦
生後四か月は昼寝二回だったし、寝返りもないからベッドから落ちる心配もない。
生後16か月は全速力で走り消えていこうとするので、こちらも常に重心を落として息子を捕まえるためにピボット運動をしなければなりません。バスケのディフェンスを一日させられているくらいの疲労ですよ?(言い過ぎか?)
息子は飛行機にハマっていて、飛行機のことを「コーー」と呼んでいます。
飛行場に来て、飛行機だよ、と見せても、飛んでいないのでピンと来ていませんでした。
それが滑走路の飛行機が離陸したのが見えた瞬間、息子の中で飛行機の概念が完全に固まったらしく、おーーー!と感動していました。飛行機の中ではまだ不思議そうにしていたので、飛行機の中に乗れる、というのはまだわかっていなさそう。

飛行機の概念を固める一歳児。
ドミニカの田舎のほうにある友人宅に泊まりました。
ドミニカでは、そこまで大金持ちではなくても、お手伝いさんを雇ったりする習慣があります。
友人宅も、掃除、洗濯、炊事、家畜(鶏、馬、ロバなど)の世話などなど、いろいろ人を雇っていたので、私たちも食事などは準備されていて、そこはとてもありがたかったです。
(ドミニカ料理についてはまた追記します)

バルコニーでくつろぐ親子(わたしと息子)。
うーん、ほほえましい、と言いたいところだけど、わたしの顔から「だれか子供預かってくれ!」という叫びが聞こえてきます。実はベビーシッターを雇うこともできたんですが、息子が初日からベビーシッターさんを拒否(いつもはこんなことはほぼないフレンドリー男子なのに)。相性が悪かったのか、環境が新しいので不安になったのか、わたしにベッタリになってしまったのです。そして、そのベビーシッターさん、料理を普段してくれている人なので、貴重な料理人の料理時間を皆様から奪うのは気が引けて、結局滞在中、わたしと夫が交代で常に子供を見ているので、なんか、普段より疲れました。

モザイクが少し恐ろしい感じになってしまいましたが、丘の上に行ったときの写真です。
息子、泣いて駄々をこねていますね。これは、奥に有刺鉄線が張ってあって、息子が鉄線に向かって走っていったんですよ。こわっ。急いで止めるためにこんなことに。息子の手には枝。床には乱雑にゴミや折れた枝。わかりますか、ドミニカ共和国って、なんか一歳児には細かい危険が多いです!!発展途上国はやはり子連れ旅行にはハードモード。
その他も、友人宅なのでガラスのテーブルがあったり、コンセントがカバーされていなかったり、ベビーサークルはないし、うーん、小さい危険がいっぱい。常に気を張る必要があり、三日目くらいで、夫にキレました。こんなのバケーションじゃない(´;ω;`)

でも息子にはいい経験がいっぱいありました。初のトランポリン。まだ飛べないけど、不安定でグラグラなのを楽しんでいます。横に普通にロバがいます。

好きなだけ砂遊び。天気はくもりか小雨が多かったですが、ぎりぎり遊べました。

ドミニカでは魚(鯛だと思う)を丸々フライにして食べる料理があり、それはそれは絶品です。ライムをかけて、さっぱりといただきます。写真は、この中から魚を選ぶために、シェフが持ってきてくれました。一番大きいのをみんなで食べました。
天気は良くなかったですが、それでも頑張ってアウトドアしました。


ブルーレイクという、洞窟っぽい湖があるところです。
けっこう寒かったですが、一応水に入りました。写真は夫と夫の父。またモザイクが怖いことに。

ドライブ途中でココナッツジュースを買いたいというと、運転手が止めてくれました。
ココナッツジュースは好き嫌いがあるようですね。わたしは大好きです。昔、ココナッツジュースが好きだと知り合いに言ったら、「ああ、バカ舌だもんね」と言われたことがあります。衝撃すぎて、言葉を失った記憶あります。おそらくココナッツ嫌い組には、先祖の代からココナッツに恨みかなにかがあるのでしょうか。生臭さが苦手だと言っていました。わたしはドリアンとかパパイヤ、サポーテは苦手なのですが、ココナッツはおいしいです。南国フルーツは色々ですね。
そんなこんなで、田舎のほうに三日泊まり、最後の日は空港近くのサンティアゴという街に泊まりました。
サンティアゴ、めちゃくちゃ都会で、普通にきれいなショッピングモールまでありました。
久々の都会に大興奮!ちょっと安心感ありました。
田舎も好きなんですが、子連れだと余裕がなくて楽しめなかったです。

サンティアゴのレストラン。写真を撮り忘れましたが、ステーキおいしかったです。

ホテルサンティアゴ、ヒルトン系列で、めちゃくちゃきれいで最高でした。
夫よ、次の休暇は私だけここに泊まらしてくれ。

めちゃくちゃ都会。ただ、横断歩道が全然なくて、道を渡るのがおそろしかったです。
そういえば、道と言えば、ドミニカ共和国、横断歩道が全然ないです。なんなら信号もないです。
信号は空港まで行く道に多少あったのですが、夜空港へ行くとき、タクシードライバーはすべての信号を全速力で無視していました(オイオイ)。その他も、飲酒運転は当たり前です。飲酒運転はやめて、というと、こっちがバカだと思われてしまいます。おそらく彼ら、免許もないんじゃないかな。。
これで、みんな運転がうまけりゃいいんですが、車を見るとみんなボコボコのバッキバキです。
そしてみんな街灯のないグネグネの夜道をものすごいスピードで走ります。
わたしはもう目をつぶって祈ることしかできませんでした。しかも、これで息子を連れているので、事故にあったら、わたしは一生自分を責めると思う、とか思いながら車に乗っていました。持ってきたのがチャイルドシート型のベビーカーで良かったと思いました。息子はある程度守られている、はず。。。こっちのドライバーが大丈夫でも(あまり信用できませんでしたが)対向車が泥酔状態ということはかなりありえます。
唯一の救いは、田舎ではほぼ一本道ということと、地元の人は道を良く知っているということくらい。あとは、事故ったらダサい、くらいには思っている彼らのプライドに期待。(いろいろ終わってる(´;ω;`)
てか道もそもそもボコボコです。みんな日本車と韓国車の20年落ちみたいな車を乗っているんですが、日本車も韓国車も、こんなボコボコの道を走るために作られていないのに、ものすごく頑張っていました。20年落ちのピンク色のマーチとかが、補装もされていない砂利の急こう配を走らされているのをみると、涙が出てきます。おそらく、日本にいたころは自宅と会社を行き来していただけのピンクのマーチ(完全なる空想です)、子供ができてから夫と相談してトヨタのウィッシュに乗り換えて、パートに行くだけなら自転車でいいか、とピンクのマーチは大手の中古車買い取り会社に見積もりとり、売られたのでしょう(全くの空想です)。
その後この輸出専門の中古車買い取り会社の手に渡り、太平洋を数か月かけて渡り、パナマ運河を超えてドミニカ共和国へつき、魔改造をほどこされ左ハンドルになったピンクのマーチ。いくらハンドルを変えても、GPSやモニターは日本のまま。エンジンをかけると、スクリーンに「安全運転で行きましょう」の文字。日本にいたときは「こんにちは」「ごきげんよう」くらいの挨拶でした。それがいまはドミニカで必死に「安全運転で行きましょう」と日本語で表示させ、安全運転を訴えていました。日本車ってすごいな~~。ほんとに長持ちで丈夫で、お手頃で、何十年も愛されて。
日本の車会社の皆様、頭が下がります。
話は戻りますが、とにかくドミニカ共和国というのは、とにかくいろいろ子供には危険がいっぱいでした。子供がいなかったころは、まったく違う印象だったのに。この世の楽園って呼んでたのに。笑
治安はまあまあいいです。
あ、ちなみにわたしはドミニカ共和国大好きです。笑 信じてもらえないかもしんないけど。じゃないと5-7回も行ってないですね。でも子連れの場合はリゾート(それもちょっといいリゾート)のほうがおすすめですね。
みなさまドミニカ共和国に子連れで旅行する際はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
では。
まりぽん










